ABOUT HOUENJI 宝円寺について

宝円寺の歴史

川崎の寶圓寺(宝円寺)の歴史は、大正十年頃に富山県出身であった飯田海円師が、川崎の地で布教を始めました。そして大正十三年には現在の地である川崎区境町に川崎説教所を開設し、その後、浄土真宗本願寺派の川崎教会となりました。
海円師は伊豆の下田にあった寶圓寺の住職となり活動拠点を川崎教会に移し、共に布教活動を続け、名称を寶圓寺(宝円寺)に統一しました。

そして、二代目住職が昭和五十年に現本堂を新築し、また近年では、親鸞聖人七百五十回忌大遠忌を機に平成二十四年に本堂内陣の改修をしました。

寶圓寺は浄土真宗本願寺派の寺院として、阿弥陀様のお心を聴かせていただきながら、今日まで壇信徒と共に護持発展に勤めてまいりました。これからも皆さまとのご縁を大切にしながら、阿弥陀様の恵みを喜び、お互いに敬いあえる、助けあえる社会のために尽してまいります。

寶圓寺ではお盆やお彼岸をはじめ、永代経法要や報恩講法要など年間を通し宗教行事がございます。
当寺門信徒に限らず、どなたでもご参拝頂けますので、是非お参りください。
また葬儀や年忌法事をはじめ、亡くなられた方の命日勤行・仏事なども行っておりますので、初めての方でもお気軽にご相談ください。

浄土真宗の教章

  • 宗名
    浄土真宗
  • 宗祖
    親鸞聖人
    ご誕生1173年5月21日(承安3年4月1日)/ご往生1263年1月16日(弘長2年11月28日)
  • 宗派
    浄土真宗本願寺派
  • 本山
    龍谷山本願寺(西本願寺)
  • 本尊
    阿弥陀如来(南無阿弥陀仏)
  • 聖典

    ・釈迦如来が説かれた「浄土三部経」『仏説無量寿経』『仏説観無量寿経』『仏説阿弥陀経』

    ・宗祖親鸞聖人が著述された主な聖教『正信念仏偈』(『教行信証』行巻末の偈文)『浄土和讃』『高僧和讃』『正像末和讃』

    ・中興の祖 蓮如上人のお手紙『御文章』

  • 教義
    阿弥陀如来の本願力によって信心をめぐまれ、念仏を申す人生を歩み、この世の縁が尽きるとき浄土に生まれて仏となり、迷いの世に還人々を教化する。
  • 生活
    親鸞聖人の教えにみちびかれて、阿弥陀如来のみ心を聞き、念仏を称えつつ、つねにわが身をふりかえり、慚愧と歓喜のうちに、現世祈祷などにたよることなく、御恩報謝の生活を送る。
  • 宗門
    この宗門は、親鸞聖人の教えを仰ぎ、念仏を申す人々の集う同朋教団であり、人々に阿弥陀如来の智慧と慈悲を伝える教団である。それによって、自他ともに心豊かに生きることのできる社会の実現に貢献する。